TAQスタンダード
概要
TAQスタンダードは何を検査するのですか?
mRNAマーカー検査
mRNAマーカー検査
mRNAマーカー検査
がん関連、免疫関連、アンチエイジング関連の各種mRNAマーカーの17種を評価して、現段階でのがんリスク、免疫力、生活習慣の状況などを評価します。
mRNAとは
mRNAはタンパク質の設計図と言われています。DNA上の遺伝情報はmRNAへコピーされ、mRNAの情報をもとにタンパク質が作られます。
一般的に確定診断として利用されているがんの腫瘍マーカーはタンパク質を測定しており、mRNAはタンパク質の前段階の測定が行えるのでより早期の発見に有用です。
- 対象者
-
- 健常者
- がん治療前や治療中の方
- 再発経過観察中
- がん手術後すぐ
- 生活習慣が気になる方
- サプリメントの効果を検証したい方
- 検査方法
- 唾液
- 検査回数
- 全2回のパッケージ
- 検査拘束時間
- 5〜30分
- 結果通知
- 1回当たり:14日程度
※2回目の受検は1回目の1ヶ月後を目安に行います。
①高確率でがんリスクを検出するがんリスクの1次スクリーニング検査
がん関連マーカー検査
ステージIVまで
検出可能 様々な種類の
がんに対応 2ccの
唾液採取のみ
血液中に存在するヒトテロメア逆転写酵素(hTERT) のmRNAでテロメレース活性の他4種類のマーカーを測定し、がんが在るか無いかの評価を行います。がんの発生部位の特定はできませんが、全癌腫において、88%以上の確率で検出します。
検査を行うがんマーカー
hTERT mRNA
がん細胞が無限に増殖する一因で、多様ながんの90%以上で高発現します。
Ki67 mRNA
細胞分裂および「増殖マーカー」として知られ、多様ながん種で高発現します。
p53 mRNA
「がん抑制遺伝子」です。がん化を起こしやすいかの指標となります。
VEGF mRNA
血管新生の指標となります。がんで高発現します。
②検査時点での免疫細胞の働きを調べてがんと戦う力を測定する
免疫関連マーカー検査
免疫細胞の働きをmRNAで測定することでいち早く治療効果を確認でき、免疫細胞の活性度を知ることで再発兆候を予知できます。
免疫細胞の働きを経時的に検査を行うことで、健常者の方は病気の予防やサプリメント効果、がん治療の方は治療の評価を行うことができます。
免疫とは
免疫とは、自己と非自己を認識して非自己である異物を攻撃、排除するシステムのことです。がんの場合は自然免疫 である樹状細胞、マクロファージ、NK細胞、NKT細胞が反応してがん細胞を食べて処理します。
それでは処理が追いつかないと、獲得免疫であるB細胞が抗体を産生し、傷害性T細胞が抗原を攻撃して処理します。
③アンチエイジング関連遺伝子を調べて老化に対する状況を調べる
アンチエイジング関連マーカー検査
細胞老化や生活習慣をmRNAとマーカーで評価します。
いち早く生活習慣の改善やサプリメント効果を確認することができ、生活習慣の変化による老化変化を知りたい方に適した検査となっております。
唾液と問診だけで
がんの有無をチェック
受検者の負担が少なく、気軽にリスクを探ることが可能
体への負担がなく
短時間で検査ができます!
※B型肝炎、C型肝炎の既往、ウィルスの感染がある場合およびヘリコバクター・ピロリの感染・除菌歴がある方は、検査反応があるため問診で初期判断を行います。
がん早期発見検査で異常があった場合
PET-CTなどのがん検査や、TAQプレミアムなどの追加検査が必要となります。
一度検査を受けられた方に推奨する再検査の頻度
健常な方
半年/1年に1回
健常者(1回目リスク中, リスク高)
2, 3ヶ月に1回
がん治療前や治療中
2, 3ヶ月に1回
再発経過観察中(高分化)
3ヶ月/半年に1回
再発経過観察中(中分化, 低分化)
2, 3ヶ月に1回
がん手術後すぐ
1ヶ月後
生活習慣
半年/1年に1回
サプリメント効果
3ヶ月/半年に1回